ちゅうよう

ちゅうよう
I
ちゅうよう【中夭】
(1)若くして死ぬこと。 若死に。
(2)重大な災難。

「珍事~に逢ふ事, 常の事なり/義経記2」

II
ちゅうよう【中庸】
中国の哲学書。 一巻。 孔子の孫の子思の作と伝えられる。 元来「礼記」の中の一編であるが, 南宋の朱熹(シユキ)が取り出して四書の一つに加え, 「中庸章句」という注釈書を作った。 天と人間を結ぶ深奥な原理を説いたものとして, 特に宋以後重視された。
III
ちゅうよう【中庸】
考え方・行動などが一つの立場に偏らず中正であること。 過不足がなく, 極端に走らないこと。 また, そのさま。 古来, 洋の東西を問わず, 重要な人間の徳目の一とされた。 中道。

「~を得る」「~にして過甚ならず/西国立志編(正直)」

IV
ちゅうよう【中葉】
(1)ある時代・時期の中頃。

「平安時代~」「一九世紀~」

(2)脳下垂体の中間部。
V
ちゅうよう【仲陽】
陰暦二月の別名。 仲春。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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